人生激辛ソムタム

風呂なしアパート20年の日々とタイ・インド

はじめてのインド(3)

21時に横になるが、ドアの外が騒々しくて眠れない。それでもいつのまにか眠っていて、0時に目を覚ましたときは静かになっていた。

7時に部屋を出る。鍵を返しに行くと、従業員の子供たちが、フロントの後ろの狭いスペースで折重なるようにして眠っていた。

ガイドブックで良さそうなことを書いているYMCAへ行く。歩いても行けそうな距離で、スーツケースを転がしながら行く。

フロントは階段を上がったところにあった。が、その階段が長い。スーツケースを持って息を切らしながら上がる。タイなら手伝ってくれそうなところだが、インドではただ見ている。

やっと上がり、フロントのおやじに指示されるまま、宿帳に国籍や名前を記入する。朝食付きで1050ルピー。息があがって、書きながら汗が流れ落ちる。起きて間もないのに急な運動をしたせいで気持ちが悪くなった。